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| 「住職の独り言」・・・・その43 コンニチワ。長かった梅雨もようやく明け、夏本番。連日暑い日が続いております。熊谷はあっついぞ〜!! 皆様の地方はいかがかな・・・・ 「暑い・暑い」とばかり騒いでいても、涼しくなるはずがないので早速今月分のオシャベリを始めて、さっさと終わりにしてしまいましょう。 今月は十三仏の第2回目、四七日の普賢菩薩からでしたな。 普賢菩薩(ふげんぼさつ) 四七日(よなのか) 釈迦如来の両脇侍のうち、獅子に乗る文殊菩薩に対し、向かって左側のこの普賢菩薩は白い象に乗っておられます。文殊の智慧に対し、ことらは「徳をつかさどる」菩薩としての信仰をあつめてきました。徳は徳でも、仏の悟りに近づくために必要な、理と定と行の三つの功徳です。また、この菩薩はまず初めに、仏の教えを求めるうえで大切な「信仰心」を生みはぐくむのに力があるとされます。特に『法華経』については、このお経を信じ読誦する人あれば、その信仰心を守り抜くために、六つの牙を持つ白い象に乗って他の多くの菩薩衆とともにやってきて、その人の心の安らぎや安全を守るといわれています。 普賢菩薩はどのような難所でも離脱させることのできる力をもち、一切が平等に悟りの真理に包まれていることをあらわす仏であります。それは、亡き人も、生きている者もすべてを包んでこだわりなき心の平和を恵んでくださることを約束しているのです。 普賢菩薩のこの願いを信じてお任せしていこうではありませんか。 地蔵菩薩(じぞうぼさつ) 五七日(いつなのか) お地蔵様といえば、観音様と並んで最も親しまれている仏様でしょう。地蔵という字のごとく、天の虚空が仏格化した虚空蔵菩薩に対して、大地の恵を信仰化したという説がありますが、この地蔵菩薩で知られていることは、弥勒菩薩とのかかわりです。未来の仏といわれる弥勒菩薩が、弥勒仏として出現するまでの56億7000万年もの間、この世に仏がいないのでは困ります。そこでお釈迦さまが、それまでの間の人びとの救済を、この地蔵菩薩に託したというわけです。中国の『地蔵三部経』という古い仏典に、「お地蔵様は罪深い一切の衆生、つまりすべての人を仏の道に導かないうちは、自分は絶対に仏にならないと誓いをたて、この娑婆世界で活動される」とあります。 悲しいときや寂しいときにお経を読んでください。そのとき、亡き人と地蔵菩薩とが一緒に泣いてくださるのです。 どうぞ安心して泣いていただきたいと思います。 弥勒菩薩(みろくぼさつ) 六七日(むなのか) 仏教信仰では、この弥勒菩薩は特別の存在とされています。別名は弥勒仏といわれるが、それは未来仏(未来に仏になることがお釈迦さまによって約束されている)だからである。ただし、お釈迦さまが亡くなられたあと、仏の寿命で4000歳、人間なら56億7000万年たったときに仏様になられ、この世にあらわれて衆生を救済してくださるという。ただし、未来の弥勒仏も、現在のところ菩薩なのです。弥勒菩薩の中でも有名なのが半跏思惟像と呼ばれる、台座に半身すわり、左足を下に下ろし、右足のみ組んで、右手はほおの下に軽くふれ、何か深く考えごとをしておられるスタイルの仏像です。私たちの人生は慌ただしいものであります。その慌ただしさに振り回されて、煩悩や過ちを繰り返してしまうわけであります。「成仏」というのは安らぎに落ち着くという意味です。 弥勒菩薩は、56億7000万年後に現れて人々をお救いになるまで、ずっと静寂のなかに安住しておられます。このことは、一切の人びとを静寂の安らぎで包むという功徳を現しているのです。どうぞ、弥勒菩薩の功徳によって、亡き人とともに心静かになっていきたいものであります。 では皆様、いよいよ暑さ本番、シッカリ汗をかいて頑張りましょう!!!
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