PROFILE

  
 
1 9 5 6 高知県生まれ。
幼少期は大阪、その後 奈良県大和郡山市在住。
高校卒業後、画家を目指して武蔵野美術大学入学。
在学中は、麻生三郎氏に師事し造形の基礎を学ぶ。
 
1 9 8 0 大学卒業後、小堀住研(株) 現エス・バイ・エル(株)に入社。
支店勤務を経て、注文住宅事業部にて阪神間の高級住宅や商業施設の設計にたずわさる(現 エスバイエル 小堀の住まい設計工房)
 
1 9 9 4 吉田五十八賞 建築家 山本良介氏に出会う。その人間性、建築家としての仕事に深く感銘を受け、大きな影響を受ける。その後、独立するまで会社の休日には山本良介アトリエに通い続け指導を受ける。
2 0 0 1 「PLANET Creations 関谷昌人建築設計アトリエ」設立し独立。
    
 
一級建築士
 
   所属  日本建築学会 会員
日本建築家協会 会員、同登録建築家
日本建築士事務所協会 会員
奈良県建築士会 会員
   
受 賞 暦 2016 「平成28年度 日事連建築賞」優秀賞(JITSUGYO本社ビル)
2016 「JCD Design Award2016」ベスト100(クリーンライフ本社ビル)
2016 「第29回日経ニューオフィス賞」奨励賞(JITSUGYO本社ビル)
2016 「2016作品選集」日本建築学会(長谷川醸庫)
2015 「2015 ARCASIA建築賞」 ゴールドメダル受賞
    (NAVI STRUCT HOUSE2)
2015 「平成27年度 日事連建築賞」小規模部門 奨励賞
    (NAVI STRUCT HOUSE2)
2015 「日本漆喰協会作品賞」 第10回作品賞 (西陣の家)
2015 「第13回 環境・設備デザイン賞」
    第3部門:環境デザイン部門 入賞 (百済寺の家)
2015 「平成26年度 京都景観賞」建築部門 奨励賞(西陣の家)
2014 「第15回 2014年度JIA環境建築賞」 住宅建築部門 最優秀賞
    (NAVISTRUCT HOUSE 2)
2014 「京都デザイン賞2014」B部門第4分野 入選(西陣の家)
2014 「第9回木の建築賞」NCN木骨構造賞(MONO STRUCT OFFICE)
2013 「京都デザイン賞2013」入選(西洞院の町家)
2013 「パッシブデザインコンペ2013」住宅部門 野沢審査員賞(百済寺の家)
2013 「平成25年度日事連建築賞」小規模建築部門 奨励賞(Universal House)
2013 「第13回JIA環境建築賞」住宅部門 優秀賞(西洞院の町家)
2013 「第16回木材活用コンクール」住宅部門賞(百済寺の家)
2013 「2013作品選集」日本建築学会(Universal House)
2012 「環境デザインアワード2012」大阪ガス特別賞(Universal House)
2012 「2012作品選集」日本建築学会(芦屋の家)
2011 「パッシブデザインコンペ」優秀賞(西洞院の町家)
2011 「第14回木材活用コンクール」特別賞(森田総合法務事務所)
2011 「かんでん住まいの設計コンテスト」優秀賞(西洞院の町家)
2010 「ダイキンエアスタイルコンテスト」大賞(あすか台の家)
2009 「第12回木材活用コンクール」部門賞(新ノ口のレストラン)
2009 「かんでん住まいの設計コンテスト」最優秀賞(三室戸の家)
2008 「第11回木材活用コンクール」部門賞(上品寺町の家)
2008 「住まいの環境アワード」大阪ガス特別賞(上品寺町の家)
2005 「真の日本の住まい」佳作(結崎の家)
2003 「今井町再生コンペ」優秀賞
  

業務とエリア

建築家になった訳

アトリエMAP

アトリエ風景

アトリエの業務とエリアについて

業務内容
住宅のご依頼が多いですが、住宅、集合住宅、商業施設、
医療施設、店舗設計、リフォームなど多岐に渡っております。
構造も木造、RC造、鉄骨造とご計画に応じて幅広く対応しています。
エリア
原則的に国内外問わずどこで計画するものでもお引き受け致します。
(但し遠方は別途 交通費、出張料が必要です)

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建築家になった訳

<住宅の原風景>
私は高知県の中部の太平洋に面した町、須崎市浦ノ内で生まれました。江戸時代に建てられた母の生家は、
母屋を中心に納屋、蔵、風呂場、食事室などが、それぞれ独立して分棟し、それらで1つの住宅を構成しています。
まわりを山や田畑に囲まれ遠くに海が見えました。程良い距離感の建物の間に光と緑と風が入り込んで、春や夏休
みに遊びに行くのがとても楽しみでした。私の住宅に対する原風景は、そこにあります。
生産性や工業化といった言葉とは無縁の人間らしい豊かな空間がそこにありました。
<美術大学時代>
その後、大阪や奈良で少年時代を過ごした後、画家を目指し東京の美術大学に進みました。
大学のアトリエで毎日遅くまで作品に没頭し、試行錯誤を繰り返し描いては消して、下宿で友人と芸術について
議論をしていたのを覚えています。私はこの時代に空間や色彩について多くを学び、平面や立体で表現する力を
つけました。とても楽しい学生時代でした。
<住宅メーカー時代>
絵を続けたかったのですが、大学を卒業して、私は縁があって住宅メーカーに就職しました。もちろん建築のことも
住宅のことも全くわかりませんでしたが、何故か設計に配属され、その後20年間ずっと設計一筋に勤めることとなり
ました。その間に、住宅の基本、住宅のプラン、法律のことや顧客の対応、プレゼンテーション力、チームワークにつ
いて多くを学びました。
何より会社を通じて多くの人と出会う中で、「社会」というものを見ることが出来ました。
大型の住宅を専門に任され、かなり自由に設計させてもらえるようになった10年目の頃、設計の仕事に行き詰まり
を感じるようになっていました。

そんな時、上司から仕事の関係で、吉田五十八賞建築家の山本良介先生のアトリエに手伝いに行ってくれと言わ
れました。
建築家がどのように仕事をしているのかその当時は全く分からず、そんな有名な建築家のアトリエに行って果たして
自分が役に立てるのか不安で一杯でしたが、しかし全てが新鮮で、同じ住宅設計なのにまるで初めてのことのように
思える事の連続でした。
何より驚いたのは、その建築を創り上げていくまでの姿勢です。決して妥協せず、何度も図面を描いては消し、描い
ては消しの繰り返しの連続で、時間に追われてとにかく完成させること、先に進めようとしていた会社での自分の仕事
と比べ、これが本当の「もの創り」なのだと実感させられました。
<人生最高の夏>
この「感覚」・・この何度も描いては消し、又新たに描く、そしてまた消して納得いくまで考え、描き、話し合う・・
忘れていたこの感覚はあの大学のアトリエで来る日も来る日も繰り返していた、あの油絵を描いている感覚と同じなの
だと記憶が蘇って来ました。
「そうか!建築とはこうやって考え、形に立ち上げていくのは出来る。私にもこれなら続けられる!」
この日から私は全く別の人間に人間になったと言っても過言ではありません。
私の作風はガラリと変わり、水を得た魚のように毎日が楽しくて仕方ありませんでした。
ラジオからは毎日スピッツの歌が流れる、楽しい夏の日でした。

初めは「3週間ぐらいで返したるから」と言われていたのですが、結局半年間通い続けました。
その間、様々な建築に対する考え方、取り組み方を山本先生に御指導いただき、お手伝いに行ったつもりが逆に
人生が変わるくらいの勉強をさせてもらいました。
それは私にとって人生最高の夏でした。
その後、先生のご厚意でサラリーマンを続けながら、約10年間 毎水曜日会社の休みの日に先生のアトリエに通い
続け、御指導を受けました。
45歳の時「独立するか?」の先生の一言で、建築家として独立する決心をしました。
<独立>
高知の自然溢れる土地に建つ古い民家のシステムが、私の住宅の原風景になり、大学で空間や物創りのプロポー
ション、色彩を学び、住宅メーカーで様々な人々と出会い、それを通して見た社会というものを通じて現在そして
未来の住宅の可能性を考え、山本良介先生のアトリエで学んだ「発見の中で建築をつくりあげていく感動」それらが
私の住宅建築を形作っています。住宅を通じて、ご自分のライフスタイルをより深め、高めていきたいと願っている人々
の為に、私の建築がその人の土地に共鳴して、感動と快適さを生み出すことを願っております。

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