|
ジャスミンさん、ご来山有り難うございます。 連日の猛暑ですが、お元気そうで何よりと存じます。
さて、お墓のことについてのお尋ねですが、墓石の建立はお彼岸やお盆などの時期に拘る必要は無いと思います。経済的なことなどそのご家庭によって状況が違いますので、条件が整えば「思い立ったが吉日」と申しますとおり、お建てになるのがよろしいかと思います。
逆の立場(ご先祖さま)になって見れば、一日も早く建てていただき、お参りしていただければ嬉と思いますよ。
どなたが建立者になっても良いと思いますが、一般的には一家の戸主ご夫妻が多いようです。(極々稀に、実際にお金を出した人の名を入れる現実主義な方もおりますが・・・)
建立した墓石は、必ず開眼(入魂)していただきましょう。これを行わなければただの石ころですからネ。 祖父母さまやそれ以外のご先祖さまを、現在どこで、どのようにご供養なさっておられるのか解りませんので、ハッキリしたことは申し上げられませんが、もし可能であればご先祖さま(祖父母さまを含め)のご遺骨を新しい墓所に改葬できるのであればそれが一番よろしいですし、できなければ墓石または墓誌等にお戒名を刻み込み、入魂していただいてもよいでしょう。 お戒名の刻み込みも不可能の場合は、「○○家先祖代々之霊位」 というように入れれば、全ご先祖さまをお祀りしていることになりますのでこれでも良いと思います。
何はともあれ、ご先祖さまを供養し、感謝をすることは日々生活をする上での根幹、基本であります。いつも墓所をお参りし、いま自分がここに生存できていることを感謝いたしましょう。
お尋ねに対して、答えになったかどうかわかりませんが、いかがでしょうか。 では、向暑の砌、ご家族皆様のご健勝をお祈り申し上げます。 合掌
|